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木目込み人形のことを中心に更新しています
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木目込み人形について

いまからおよそ260年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重という人が作った小ぶりの人形が「木目込人形」の始まりとされています。その人形は鴨川のほとりの柳の木を素材に木彫をほどこし、そこに溝を掘り神官の衣裳の端切れをきめこんだものでした。この「木目込人形」の技を継ぎ、磨き上げられた伝統技法を現代に伝えるのが真多呂人形です。

木目込み人形の作り方

木目込み人形とは、ボディ(本体)の溝にのりをつけて、そこ
に布地(金襴、ちりめん、など)を木目込んでいきます。
色あせてきたら、布地を新しいものにかえることもできます。
ボディは、桐粉を固めてつくってあります。そのボディの溝に
のりを入れて、布地を木目込んでいくので、木目込み人形と
いいます。

金襴


ちりめん



作業手順
1,人形のボディに頭と手、位置の所に彫刻刀で穴をあけます。



2,ボディは、でこぼこしている爲、紙やすりで表面を、きれいに磨きます。
(滑らかになるまで)



3,ボディの溝に、目打ちを使い溝に糊を入れます。



4,布目を確かめてボディの溝に、布を差し込んでいきます。
   布がボディに自然にフイットする様に



5,ボディに、頭と手をボンドで固定します。
  最後に、糸くず等が、出てないか良く点検して出来上がりです。




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人形の高さ  15cm
販売価格   15,000円





人形の名前  謝恩会
人形の高さ  25cm
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